ブラック企業の代表格のような人物が参院選に出馬した! ということで、非難を浴びたワタミの会長渡辺氏のインタビュー記事が朝日新聞に掲載されました。
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「ブラックじゃない。賃上げする」 初心表明 参院の注目新人④ (下に記事に続きあり)
市民の声がいかに渡辺氏にプレッシャーを与えたかが分かります。
また7月22日に放送された「読売テレビ」の「情報ライブ ミヤネ屋」。
山本太郎氏がゲスト出演し、〈テレビとスポンサーの関係〉について発言した途端、画面がCMに切り替わってしまったという騒動は、すでに広く知られています。
怒った視聴者が、スポンサーである再春館製薬にも怒りの矛先を向けました。
「頭を抱えた「再春館」はとうとう、26日には社長室長名で、〈「ミヤネ屋」の放送内容について、お声を寄せていただいた皆様へ〉と題し、〈番組内での発言や進め方については、私どもも違和感を覚えたのも事実〉〈テレビ局に対して公平な番組作りを行っていただけるよう申し入れを行いました〉と表明せざるを得なくなった。」(日刊ゲンダイより引用(下に転載あり))
わたしたち消費者の声が、こうして企業に圧力をかけることができるのです。これは大きな武器です。
渡辺氏は何をもってブラック企業というのか、と反論しているようですが、ブラックでないというなら、社員の働きやすい優良企業を言われるように実践で示せばよいと思う。
これだけで企業の体質がすぐに変わるとは思いませんが、少なくとも、もう二度と過労死自殺を出すことはできないというプレッシャーはかかります。
「ミヤネ屋」 山本太郎の発言をCMでブツ切り、炎上
スポンサーが読売テレビに「公平な番組作り」申し入れ
ゲンダイネット 2013年7月30日
http://gendai.net/articles/view/syakai/143715
大阪の「読売テレビ」が赤っ恥だ。参院選で初当選した俳優・山本太郎(38)のインタビューが途中で打ち切られたことに激怒した視聴者が番組スポンサーに苦情を寄せ、困り果てたスポンサーが、読売テレビに「公平な番組作り」を要請する事態になっているのだ。
スポンサーに“ダメ出し”されたのは、22日に放送された「情報ライブ ミヤネ屋」。番組では「反原発 山本太郎氏に聞く」と題したコーナーに山本が生中継で登場。山本が「1分」の中継時間を確認した上で、〈テレビとスポンサーの関係〉について発言した途端、画面がCMに切り替わってしまったのである。
この事態にネットユーザーはすぐに反応。掲示板には、〈読売テレビが報道規制〉〈読売テレビが山本に意地悪〉との書き込みが殺到した。と、ここまではよくある話だが、視聴者の怒りの矛先は番組提供スポンサーの「再春館製薬所」にも“飛び火”。「再春館製薬所」の公式ツイッターには消費者から「不買運動」をうかがわせる書き込みが相次いだ。
頭を抱えた「再春館」はとうとう、26日には社長室長名で、〈「ミヤネ屋」の放送内容について、お声を寄せていただいた皆様へ〉と題し、〈番組内での発言や進め方については、私どもも違和感を覚えたのも事実〉〈テレビ局に対して公平な番組作りを行っていただけるよう申し入れを行いました〉と表明せざるを得なくなった。
「スポンサーに配慮してインタビューを打ち切ったのに、逆にスポンサーに迷惑をかけているのだから皮肉な話です。イメージを重要視する化粧品会社にとって、今回の放送に対する苦情の声を無視できないと判断したのでしょう」(放送ジャーナリスト)
あらためて「再春館製薬所」に聞くと、「ネットや電話で『司会者の発言が不適切』といった意見を寄せた方々に対し、真摯にお答えさせていただきました」(広報)という。
一方、読売テレビは、コトの経緯を確認する日刊ゲンダイ本紙の質問書に対し、「回答します」(広報担当)としながら、締め切りまでに回答はなかった。残念ながら、スポンサーの忠告は届いていなかったらしい。
(引用ここまで)
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