不正選挙
かつて遠い国、しかもほとんどの場合後進国や、政治的に破たん・あるいは混乱している国で行われる、自分たちとはかかわりのないことだと思っていました。
けれどもこの言葉が日本でも急に現実味を帯びてきたのは2012年末に行われた衆議院選挙。自民党が大勝し、未来の党が惨敗しました。
「衆議院選挙 不正選挙」でYahooで検索をかけると、いまだに約1,680,000件ヒットします。
昨年の参議院銀選挙でも、相変わらず不正選挙のことを言う人はたくさんいたけれど、2012年の衆議院選挙のときほどではありませんでした。今回の都知事選ではさらに少なくなりました。
不正があったと思っている人にとっては、不正選挙は、もう驚くにあたらない当たり前のことになってしまったようです。
衆議員選挙の時は、わたしも不正選挙に大きな関心を持ち、ネット上でいろいろ調べたりしていました。このブログにも記事を書こうかと何度も思いましたが、結局なにも書きませんでした。
なぜなら、不正選挙に関する情報のすべては推測にすぎず、大規模な不正選挙があったという明らかな証拠がなかったから。下手をするとトンデモ陰謀論を垂れ流すことになってしまう。
第一、私があえて書かなくても、当時はこのテーマでほんとうにたくさんの人がネット上に記事を書いていました。
明らかな証拠がない…というのは、でも当たり前のことですよね。そんなものがあったら、日本どころか世界を揺るがす大ニュースになってしまう…。
当時、いかなる不正が行われたと噂されていたかというと、集計ソフトに何らかの人為的操作をして最終の得票数を工作したのではないか、というものです。ここを触られたら、いくら投票所で監視したところで、どうすることもできないし、外部の人間はだれも不正があったかなかったかを確認することはできない。
この集計ソフトを開発した会社が、ネット上で繰り返し噂になっている「ムサシ」という会社で、この会社は、
「この「ムサシ」という会社は、投票用紙読取分類機のような投票機器だけでなく、開く投票用紙(ポリプロピレン樹脂でコーティングされた特殊用紙)、投票箱、投票記載台、投票システム等のソフト、選挙スタッフの派遣、機材・用品のレンタル、機器・機材の配送と会場設営・撤収、機器・機材の保管と点検まで」
要するに、選挙にかかわるほとんどを独占しているというのです。
ムサシがどうにも胡散臭いということについてはこちらの記事をどうぞ。よく調べてあります。これを読むと、たしかに超胡散臭くはある。
↓ ↓
<不正選挙疑惑を調べてみた> 選挙開票・企業株式会社ムサシにまつわる事実 みんな楽しくHappy♡がいい♪ より
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-2682.html
衆議員選の時にはあえて書かなかった不正選挙にまつわる記事を、今回の東京都知事選については取り上げようと思った動機は、孫崎享氏が、東京都知事選で不正選挙が行われた可能性があるということについて、言及していたからです。そして今回、このことについての情報は、国政選挙のときほど話題になっていないから。
ただし、これはあくまで証拠のない憶測にすぎません。
私自身、
「これだけおかしな結果がでるからには、不正選挙は絶対あったに違いない」
と思うときと
「いやいや、いくらなんでもそこまではやらないでしょう。第一誰が直接の指令を出してやってるの? 政府幹部はそのことを知ってるの? もし知ってたら、どこかから情報が漏れるはず…」
と思うときと、両極端に気持ちが揺れます。
ことが大きすぎるし、確たる証拠などどこにもないのですから、当たり前ですよね。
ですが、事実として、衆院、参院、都知事選において、多くの国民が不正選挙を疑っていたということ(これは事実ですよね)、都知事選当選者の得票率には、偶然の一致というにはちょっと不自然な特徴があったこと(これも事実ですよね)、ということは、多くの人が知っておいてもよい事実だと思います。
さらに言えば、ネット上で興味を持っていろいろ調べている人には、こういう情報がかなりいきわたっているけれども、ネットという手段を持たず、大手メディアの発信する情報のみを信じている人は、こんな情報はまったく耳にする機会がない。
この件に限ったことではまったくありませんが、国民の中におそるべき情報格差が生まれているのです。
ちなみに孫崎氏とIWJの岩上安身氏のごく最近の対談で、孫崎氏はこのテーマについて触れてました。岩上氏は、2012年の衆院選では、自分たちもネット上に流れる不正選挙の情報に基づいてずいぶんいろいろ調べてみたけれど、明らかな証拠と言える証拠を見つけることはできなかった、ジャーナリストという立場上、証拠がない情報を発信するわけにはいかない、というようなこと言ってました。
これも当然ですよね。
孫崎享メルマガより引用します。
(孫崎氏のメルマガは毎日配信されます。時間のない中、急いで書いておられるのでしょう、。誤字脱字その他単純な間違いがけっこうあります。おかしいなと思うところは私が訂正を入れているところもあります⇒(*訂正)
東京都知事選挙集計の奇怪な現象:ほぼ全ての区で桝添獲得票は猪瀬票×0.48周辺 (3/8のメルマガより)
昨日次のtwitterがあった。
@nisi_sin
舛添氏の市区別の得票が、猪瀬氏得票の48%にピッタリ一!! http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=287819&g=131208
… … ブルーが猪瀬×48%、ピンクがますぞえ。ピッタリ重なっている! pic.twitter.com/v7obcGecOA
Retweetが400以上の凄い関心である。
ら(*た)だ、中に画像でみるとその様だが実際の%は違うという指摘があったので調べてみた。舛添と書いてある%は各々の区での「桝添獲得数÷猪瀬獲得数の%である。同じように石原の下は石原獲得数÷猪瀬獲得数の%である。
舛添 石原
都全体 0.48 0.60
千代田区 0.48 0,66
中央区 0,50 0.59
港区 0,48 0.64
新宿区 0,47 0.61
文京区 0.51 0.62
台東区 0.47 0.60
墨田区 0.48 0.61
江東区 0.50 0.61
品川区 0,48 0.58
目黒区 0,49 0.60
大田区 0.49 0.60
世田谷区 0.49 0.61
渋谷区 0.45 0.62
中野区 0,46 0,60
杉並区 0.46 0.59
豊島区 0.466 0.60
北区 0.49 0.60
荒川区 0.51 0.63
板橋区 0.49 0.51
練馬区 0.48 0.60
足立区 0.50 0.60
葛飾区 0.48 0.62
江戸川区 0.46 0.60
これらの数字を見て、舛添獲得数はほぼ全ての選挙区で猪瀬獲得数のほぼ58%(*48%?)である。
舛添と猪瀬は別人格である。さまざまな点で異なりがあろう。区によって所得、年齢層など様々なものに異なりがある。しかし、全ての区でほぼ60%(*48%?)程度と言う結果が出るであろうか。
石原獲得数は猪瀬獲得数の%であり、これもほぼ同様の傾向がみられるが、ばらつき度合いはやや大きい。
この結果は極めて深刻な意味合いを持つ可能性がある、
この傾向は多摩地区でも続く。しかし小さな村単位になると崩れる。
舛添 石原
都全体 0.48 0.60
日の出村 0.55 0.699
檜原村 0.67 0,86
奥多摩町 0,57 0,53
大島 0,67 0.94
利島 0,78 0,858
新島村 0.69 0.94
選挙関係者であれば、もう少し詳細な関連情報があろう。
何か極めて異様な物を内蔵している感じがする。
(以上、3/8のメルマガより引用)
東京都知事選、桝添獲得票=猪瀬獲得票×0・48%をもう一度考えてみよう
(配信がうまくいっていなかったようです)
1:すでに配信したように、
舛添獲得数はほぼ全ての選挙区で猪瀬獲得数のほぼ48%である。
石原氏の獲得数(最後の知事選挙)はほぼ0.60である
日の出村、檜原村、奥多摩町 、大島 、利島、新島村等投票数の少ないところ、監視できる所はばらつきがある。
2:何故こう出来たかは横において、人為的操作がなければこの様な現象は起きない。
舛添氏票(*猪瀬票の間違いか)に0.48かけたものが得票数とされたことは多分間違いない。
舛添氏の票は自民公明の組織票だからこういう現象が起こるという論はもっともそうである、しかし、自民党票は舛添200万、田母神に割れた、この中、全ての選挙区で同じように割れるという事はありえない。
3:この現象は投票と言う民主主義の根幹に触れる問題である。
多分、この操作を行った人はばれないと思ったのであろう。
今後は、操作するのに、もっと巧妙にやるだろう。
したがって事実の解明は今しかない。
事実があまりに我々の常識から外れている。日本はそこまでひどくないという思いがある。
しかし、事実は雄弁である。
人工的操作がなければこうした結果は出ない。
舛添反対勢力はいまこそ、この問題を徹底的に調査すべきである。
これは東京都知事選挙だけでなく、全ての選挙につながる。
(以上、3/9のメルマガより引用)
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