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ある改憲派の嘆き―まったく新しい反戦平和の層を膨大に出現させた安倍首相の愚行

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安倍首相は「護憲派」を育てた最悪の首相である


もう憲法改正は無理だ。


安倍首相はラジオで「いつの日か」などと言ったらしいが、嘘をつけと言いたい。


こんな状況で出来るわけがない。


ただひたすら米国に抱き付きたい一心での、憲法違反の疑いが濃厚すぎる安保法案(従米法案)を、国民への説明なしで強行採決してしまったせいで、今まで政治に関心を持ってなかった膨大な人数の女性や若者たちが、護憲派になってしまった。


もう産経新聞や、ほんの一部の自称保守派が、ガタガタ言ったところで、太刀打ちできる状況ではない。
まったく新しい反戦平和の層が、下から膨大に出現してしまった。


その層はもう保守ブームも知らなければ、わしの『戦争論』も知らない、新たな「護憲派サヨク」の人々である。


自称保守派が、民意を完全に無視して、大衆を愚民あつかいにして、自分たちだけが安全保障を語れるリアリストだと傲慢にふんぞり返ったところで、どうにもならない。


なにしろ今回の安保法案に関して、自民党議員は執行部から国民に説明することを禁じられているのだ!


この事実が尋常ではない。


与党の議員たちが、国民に説明できない法案を強行採決したのだから!


安倍晋三だけがちっぽけなネット空間で、麻生くんとのヤンキー理論を話したり、テレビでは奇妙な生肉を使って、破たんした理論を展開したりしても、女性や若者からは完全に馬鹿にされている。


ヒゲの隊長の安保動画も、パロディにされて、散々コケにされている。


なぜ最初から憲法改正に挑まなかったのか?


安倍晋三は完全に戦略ミスを犯した。
護憲派を膨大に育て、自衛隊をポジティブリストで米軍の後方支援に出すという恐るべき大失敗である。


将来、日本の自主独立を妨害した史上最悪の首相として歴史に名を残すだろう。

(小林よしのり2015年07月25日 BLOGOS)
(引用ここまで)


小林よしのり氏とは立場がまったく違いますが、改憲論者の立場から見ればこの嘆きはまさにその通り。
護憲派といわれる人たちが、どれだけ憲法の大切さを声高に訴えても、見向きもしなかった多くの人々が、特に若者が、憲法を守れと声を上げはじめました。
皮肉なものですが、安倍首相はいままでのほほんと生きてきた人々の中に強烈な護憲・反戦の意識を生み出した最大の功績者といえるかもしれません。

こうやって声を上げはじめた多くの人々の力をどうやってひとつにして、次につなげていけるか? 今それがとても気にかかります。



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