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映画情報
『グンダーマン優しき裏切り者の歌』
ベルリンの壁崩壊後の東ドイツにおいて、最も重要で最も有名な実在のシンガー・ソングライター、ゲアハルト・グンダーマン。多くの顔をもち矛盾に満ち溢れたこの男の人生を通して、わたしたちはようやく東ドイツという国を理解することができるだろう――。
グンダーマンは、昼間は褐炭採掘場でパワーショベルを運転する労働者だが、仕事が終わるとステージに上がり、自ら作った曲を仲間とともに歌う。彼の希望や夢、理想に満ちた歌は、多くの人々に感動を与え人気者になっていった。その一方、当時の秘密警察(シュタージ)に協力するスパイとして友人や仲間を裏切っていたが、1990年の東西ドイツ統一後、自らも友人にスパイされていたことを知り、その矛盾を自らに問うこととなる…。監督は、現在ドイツで最も注目されている東ドイツ出身のアンドレアス・ドレーゼン。絶大な信頼をおく脚本のテイラー・シュティーラーとともに10年の歳月をかけて、私たちの知らない人間と国家の断末魔の叫びをユーモア溢れるリアルで繊細なタッチで掬い取り、ドイツで最も権威のあるドイツ映画賞(2019)で作品賞、監督賞含む全6部門で最優秀賞を獲得した。東ベルリン生まれの主演アレクサンダー・シェーアは、グンダ―マン本人と見間違うほどの神がかり的な演技を見せ、劇中で演奏される全18曲を自らカバーしている。グンダーマンの妻コニーを演じるのは可憐なアンナ・ウンターベルガー。
本作は、2つの時代から東ドイツの過去を厳しく見つめ、問い直そうとする東ドイツ独特の“ふるさと”映画でもある。分断されていた国に生きた人物の複雑な人生と、現在を生きる私たちの橋渡しをするように響く哀しくも美しい歌とともに紡がれる、新しいドイツ映画、そして音楽映画の傑作が誕生した。
●5/29(土)~6/4(金) シネ・ヌーヴォー(地下鉄・阪神九条駅 www.cinenouveau.com/access/access.html)
12:50(15:05終) 17:45(20:00終)※5/29(土)のみ18:10
https://gundermann.jp/
『海辺の彼女たち』 2020年/日本=ベトナム/88分
公式HP→https://umikano.com/
外国人労働者たちの実話をもとに描く圧巻のリアリズム。
技能実習生として来日した若きベトナム人女性のアンとニューとフォンはある夜、搾取されていた職場から力を合わして脱走を図る。新たな職を斡旋するブローカーを頼りに、辿り着いた場所は雪深い港町。やがては不法滞在となる身に不安が募るも、故郷にいる家族のためにも懸命に働き始める。しかし、安定した稼ぎ口を手に入れた矢先にフォンが体調を壊し倒れてしまう。アンとニューは満足に仕事ができないフォンを心配して、身分証が無いままに病院に連れて行くが…。
在日ミャンマー人の移民問題と家族の愛を描いた前作『僕の帰る場所』が、東京国際映画祭「アジアの未来部門」グランプリを受賞した藤元明緒監督の最新作。臨場感あふれる役者の演技によるドキュメンタリーとフィクションを越境するスタイルは本作でも健在だ。
近年、外国人技能実習生にまつわる劣悪な労働環境などが社会問題として注目されているなか、本作は藤元監督が実際に技能実習生から受け取ったSOSメールをきっかけにして着想された。世界第4位の移民大国となった日本で暮らす私たちにとって、国境を越え出稼ぎに来た女性たちの覚悟と生き様が、他人事ではない物語として心に迫る。
また、本作は海外でも評価が高く、世界でも有数の若手監督の登竜門であるサンセバスチャン国際映画祭・新人監督部門に選出され、"映画祭が支援していきたい逸材"と評された。
●5/29(土)~6/4(金) シネ・ヌーヴォー(地下鉄・阪神九条駅 www.cinenouveau.com/access/access.html)
15:35(17:05終)
http://cinenouveau.com/sakuhin/umibenokanojotachi.html
『狼をさがして』 2020年/韓国/74分
公式HP→http://eaajaf.com/
東アジア反日武装戦線ー1974年、日本を揺るがした20代の若者たち
1974年8月30日、東京・丸の内の三菱重工本社ビルで時限爆弾が爆発した。8名の死者と約380名の負傷者が出たこの事件は日本社会を震撼させた。事件から1ヶ月後、犯人から声明文が出される。「東アジア反日武装戦線“狼”」と名乗るその組織は、この爆破を「日帝の侵略企業・植民者に対する攻撃である」と宣言。その後、別働隊「大地の牙」と「さそり」が現れ、翌年5月までの間に旧財閥系企業や大手ゼネコンを標的とした“連続企業爆破事件”が続いた。
1975年5月19日、世間を騒がせた“東アジア反日武装戦線”一斉逮捕のニュースが大々的に報じられた。人々を何よりも驚かせたのは、彼らの素顔が、会社員としてごく普通に市民生活を送る20代半ばの若者たちだったという事実であった。凄惨な爆破事件ばかりが人々の記憶に残る一方で、実際に彼らが何を考え、何を変えようとしたのかは知られていない。
時は過ぎ、2000年代初頭、釜ヶ崎で日雇い労働者を撮影していた韓国のキム・ミレ監督が、一人の労働者から東アジア反日武装戦線の存在を知り、彼らの思想を辿るドキュメントを撮り始めた。出所したメンバーやその家族、彼らの支援者の証言を追うなかで、彼らの思想の根源が紐解かれていく。
高度経済成長の只中、日本に影を落とす帝国主義の闇。彼らが抗していたものとは何だったのか?彼らの言う「反日」とは?未解決の戦後史がそこに立ち現れる。
●5/29(土)~6/4(金) シネ・ヌーヴォー(地下鉄・阪神九条駅 www.cinenouveau.com/access/access.html)
17:25(18:40終)
http://cinenouveau.com/sakuhin/eaajaf.html
●5月29日(土) 15時30分~(毎週土曜日)JR大阪駅南バスターミナル
「辺野古に基地を絶対つくらせない大阪行動」
http://blog.livedoor.jp/henoko_osaka/archives/6534495.html
●5月29日(土) 13:00~14:00 神戸マルイ前
HENOKO NO! 沖縄に基地はいらない
辺野古の海に基地をつくらせない神戸行動
沖縄県民に対する不正を止めるために、共に声を上げて下さい。
ツイター・FaceBookで情報発信中{辺野古・神戸}で検索して下さい。
土曜の午後はいつもの時間、いつもの場所で、はじめての方、ちょっとだけ参加、見学、大歓迎。
https://twitter.com/kobekodo/
●5月29日(土) 17:00~18:30ごろ 京都市 三条河原町交差点(三条河原町商店街のアーケード前スペース)
沖縄・辺野古への新基地建設に反対し、
普天間基地の撤去を求める京都行動
アピール、チラシ配り、新基地建設に反対する署名集めなどなど
http://kyoto-action.jugem.jp/?pid=1
https://twitter.com/ALALALED/status/551165696185344000
●5月29日(土) 14:00~16:00 大津・自治労会館・2階会議室
戦争をさせない1000人委員会・しが 連続市民講座
「教科書運動の取り組みから見えてくるもの」
講師:木村幸雄さ(子どもと教科書 市民・保護者の会)
参加協力費:各回¥500
主催:戦争をさせない1000人委員会・しが
連絡TEL090-8821-5367(木戸)
http://www17.plala.or.jp/kyodo/20210731.jpg
■5月29日(土) 午後09:00~10:50 NHK BS
BS1スペシャル 2030未来への分岐点「プラスチック汚染の脅威」
細かく砕けたプラスチックが地球全体に拡散し、生態系を脅かす可能性が浮かび上がってきた。生き物が誤飲によって育たないだけでなく、化学物質が食物連鎖の中で、濃縮されていくリスクも明らかに。さらに、ナノレベルの粒子となったプラスチックが人体に悪影響を与えるリスクも見えてきた。今、「脱使い捨てプラスチック」へ舵を切ろうという模索が、世界各地で始まっている。私たちに出来ることは何か?探っていく。#SDGs
https://www.nhk.jp/p/bs1sp/ts/YMKV7LM62W/episode/te/KGWNJP1W36/
■5月30日(日)(再放送) 午後10:00~10:50 NHK BS1
BS1スペシャル「偽りの結婚~追いつめられるシリア難民女性~」
シリア内戦の行方が見えない中、国外に逃れた難民は495万人にのぼる。隣国、ヨルダンでは追い詰められた難民女性の間に児童婚や結婚の名を借りた売春などが横行し深刻な問題となっている。イスラム教シーア派では合法的とされる慣習である「ムトア婚」の名の下に、売春が行われているという。番組では、シリア難民女性とヨルダン女性協会など救済に乗り出した人々を密着取材。シリア難民女性の過酷な実態をヨルダンで見つめる。
https://www.nhk.jp/p/bs1sp/ts/YMKV7LM62W/episode/te/N7MN24W8MN/
■5月31日(月) 深夜午前00:50~01:50 MBS毎日放送
「映像’21「ソンセンニムと子どもたち~御幸森小学校 半年間の記録~」
教壇に立って30年余り、在日コリアン3世の民族講師 洪佑恭(ホンウゴン)さんは、この春も手作りの色紙を卒業生に手渡し、自分に偽らない人生を送ってほしいと願いを込めた。生野区の大阪市立御幸森小学校。全児童75人の小さな学校は今年3月、97年の歴史に幕を下ろした。ここには、自らのルーツや文化を学べる課外活動「民族学級」があり、洪さんはその指導の中心的存在。学校も一丸となり「多文化共生教育」を続けてきた。コ
リアンルーツの子もそうでない子も、洪さんを「ソンセンニム」(先生)と呼んで慕っている。閉校までの大切な1年にコロナ禍が襲いかかる。行事が次々中止され親や地域の人も楽しみにする民族学級発表会は2度も延期に。涙ぐむ子どもたち。苦悩する洪さん。それでも、 子どもたちとソンセンニムは、学びあい、ぶつかりあい、お互いの思いを寄せあってゆく。別れの日、校門を出ても、帰ろうとしない子どもたち。
人生の根っこをつくる教育とは何なのか。大阪の公教育のシンボルだった小学校の閉校までの日々を丁寧に追って問いかける。
https://www.mbs.jp/eizou/
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イベント情報・テレビ情報 大阪・兵庫・京都・滋賀 5月29日(土)・30日(日)
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