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Channel: 一日一回脱原発 &デモ情報in大阪
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秘密保護法で声を上げ始めた若者たち 毎月6日は秘密保護法ロックの日 

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12月6日、秘密保護法案の可決に反対するために国会前に集まった数万もの人たち。

その中には、これまでの脱原発などのデモの時にはあまり見られなかった若者の姿が多くみられたということを、複数の人から聞いていました。


こちら↓、いてもたってもいられず国会前に駆け付けた若者の声です。是非お読みください。

朝日新聞の「声」欄より。

 ↓  ↓

秘密若者声を聞いて


秘密若者自分の責任


若者たちはデモをこんなふうに見ていたのかと少し驚くと同時に、これまで何を考えているのかよく分からなかった若者たちが切実な声をあげ始めたこと、とても頼もしいと思いました。


そして若者たちのこの声が、秘密保護法の可決とともにしぼんでしまういことがあってはいけない、それは私たちの責任でもあると思いました。


こちら、孫崎享さんのメルマガより

 ↓  ↓

若者と政治(従来若者は政治に無関心層大。秘密保護法で若者が出てきた)


我々年配層からすると、原発、TPP等は若者の世代に一番影響を与えるはずなのに、若者が積極的に発言しないことは不思議であった。


しかし、秘密保護法を契機に、変化の兆しが出た。


少なくとも3つの出来事に遭遇した。

第一は永田町の国会周辺の動きである。秘密法案阻止に多くの人が集まった。かつて、原発再稼働反対は年齢層はまちまちであったが、それでも年齢の高い層が多かった。しかし、今回、20代の参加が目立った。


第一は、秘密法案可決後、代々木公園ケヤキ並木通りでの集会を起点としてのTPP反対大デモである。東京都渋谷区の代々木公園から渋谷・原宿を巡った。

8日付朝日新聞「東京・西武・都心」コーナーでは「反対する約5500名が集まった」「集会はインターネットなどを通じて輪が広がり、子供連れや若いカップルも多数参加した」と報じた。反TPPの呼びかけであったが、秘密法案を掲げるプラカードも目立った。

呼びかけ人が三宅洋平氏だったこともあって、集まってきたのは若者である。

三宅洋平氏は1998年頃から2009年の解散に至るまで、レゲエ・ロックバンドのボーカル・ギターとして活動した。参議院選挙で緑の党からの推薦を受け、比例代表で立候補176,970票の個人票を得たが、緑の党が当選枠を獲得できず落選。なおこの票数は、落選した候補の中で最多の個人得票数であった。


ついで、私は8日京都に講演に出かけた。
そこで、秘密保護法反対のデモの主催者側の人々と話した。


彼らの発言。

〇秘密保護法反対のデモには1200名ばかりが参加した。自分達は200-300名程度が参加するかと思ったが何と、1200名が参加した。

〇これまで原発のデモを行っても、参加しなかった20代が多く参加したのが特徴である、

〇更にビラは高校生が受け取ったのが新しい動きだった。


若者の政治の関心の低さは、若者の政治姿勢にも影響しており、原発で言えば世代別にみれば20代の再稼働容認が最も高い

現在の政治課題はどの世代よりも20代世代に影響を与える。

〇原発

〇TPP

〇消費税

〇雇用等


こうした問題にかかわらず、20代、30代が参加できない理由は解る。

今彼らをめぐる就職の環境はいつの時代よりも厳しい。
正規雇用の枠がどんどん狭まっている。
この中、雇用側はデモに参加する層を嫌う。生き残りがかかっているのだ。

個人個人の生き残りで参加でしない。しかし参加しないことによって、この世代の環境はますます厳しいものになっていく。


旧世代も、新世代に問題意識を伝達する努力が不十分である。

新世代への訴えはビラでは意味がない。ソーシャル・メディアが主流になりつつある。代々木公園ケヤキ並木通りでの集会は「インターネットなどを通じて輪が広がり、子供連れや若いカップルも多数参加した」といわれている。しかし、旧世代でソーシャル・メディアを利用している人は少ない。


旧世代が新世代の政治意識を懸念するなら、新世代の利用する手段で訴えていく努力をする必要がある。
(転載ここまで)


8日に京都で行われた講演会で、平均年齢がかなり高かった集会の参加者に対して、孫崎さんはしきりにツイッターの話をされていました。集会&ビラ配りというスタイルで長年市民運動を続けてきた世代の人たちも、もっと意識的に若者の使うツールを使って若者に呼び掛けていかなければならないというメッセージです。


若者が関心を持ってくれないという声はよく聞いてましたし、実際関電前の抗議行動でも若者の姿は本当に少ないです。

でもその事実を嘆く前に、わたしたちは十分若者層に伝える努力をしていたかというと、孫崎さんが言うようにやはり不十分だったのでしょう。


秘密保護法は、今まで関心を持たなかった層の中にも、政治への関心や怒りを呼び起こしました。特に若者。


秘密保護法が成立してしまったことは残念なことですが、安倍政権の強権的なやり方への怒りや不安をてこに、これからもっともっと運動をひろげていく絶好のチャンスだと思います。


多くの国民にとって忘れられない日となった12月6日。

大阪では毎月6日に、秘密保護法に反対するデモやアクションを行うことを予定しています。

おそらく他の地域でも、そういう声はあがってくることでしょう。

毎月六日は秘密保護法ロック(lock=鍵をかける、封じ込める)の日、これが多くの人にとって、共通の言葉になるといいですね。


わたしのブログを読んでくださる方はきっともう前向きに動き始めている方が多いと思います。

でももし、法案が成立してしまった以上いまさら何を言っても無駄だと諦めている方がいたら、それは違うと思います。


これまでの反対運動はほんの序曲にすぎなくて、これからこの稀代の悪法に対抗するために、わたしたちがやらなければならないこと、できることはたくさんあると思います。




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