Quantcast
Channel: 一日一回脱原発 &デモ情報in大阪
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1863

元国家公安委員長が「不正選挙」の可能性に言及―「選挙監視団を組織せよ」

$
0
0

2014衆院選挙。
自民単独300議席越え、という報道が出始めたころから、これは意図的な世論操作だと感じていた人はたくさんいると思います。わたしもその一人です。


それでも、この報道が流れたとき、「マスコミの選挙予想はよく当たる」という、前回、前々回の国政選挙で徹底的に刷り込まれた拭いがたいイメージがあって、半ば絶望的な空気が自民党に対抗しようとする陣営の間に流れたことも事実でした。


でも、このイメージそのものが、仕組まれた刷り込みだとしたら?

この報道も、そして選挙結果も、すべてが事前に仕組まれたものだとしたら? 


報道がある程度仕組まれたものだというのは、みんな思っています。でもその結果についても何らかの人為的操作(不正選挙)があったかということについては、正直分からないと思っていました。

けれども、今回紹介するブログ記事、そしてそのあとで紹介する動画を見て、私は不正選挙について強い疑いを抱くようになりました。



紹介するブログ記事も動画も重要な内容ですので、是非最後までお付き合いいただければと思います。



2014衆院選における不正選挙の可能性について、元自民党国会議員であり、元国家公安委員会委員長である白川勝彦氏が言及しました。投票日前の12/8に書かれた記事です。



以下、白川氏のブログより引用します。(※はブログ管理人による追記)


選挙監視団を組織せよ。

14年12月08日

http://www.liberal-shirakawa.net/tsurezuregusa/index.php?itemid=1657


No.1718

私は、「安倍・自公“合体”体制は、もうファッショ体制(※ファッショ=ファシズム、またはファシズム的な傾向をもつ団体・人物・運動などをさしていう語)である」と認識している。そう認識しておかないと、私たちは大きな誤りを犯すような気がするのである。永田町徒然草No.1715「“自民党300議席超え”という幽霊」では、第一権力と第四権力(※ジャーナリズム)の癒着・結合関係を指摘した。第一権力(政治権力)と第二権力(行政権力)の癒着・結合関係が非常に強いことは、長い間政権与党の中にいたので、私は良く知っている。


いわゆる記者クラブ制で、第二権力と第四権力の癒着・結合関係が尋常でないのは、周知の事実である。第三権力(※司法)と他の権力との癒着・結合関係もだいぶ怪しいが、具体的な事例をもたないので、憶測でモノをいうのは敢えて控える。かつての自民党は、第二権力との癒着・結合関係を否定しなかったが、それ以外の権力との関係には、細心の注意を払っていた。下手をすると、命取りになることを知っていたからである。



安倍・自公“合体”体制では、第一権力と第二権力と第四権力が、深いところで完全に癒着・結合しているのである。そのような権力構造の中で、いま総選挙が行われていることを、私たちは認識しておかなければならない。そのような認識に立てば、“自民党300議席超え”という、嵐のような報道のカラクリが読み解けるのではないか。



第一権力と第四権力との間で、“自民党300議席超え”という情報を徹底的に流すことが合意された。それが謀略だったとしても、集計段階で“自民党300議席超え”という結果が出せるのであれば、この謀略は謀略でないことになる。集計作業の責任者は、中央選挙管理委員会である。この中央選挙管理委員会の事務を実際に取り仕切っているのは、総務省の官僚である。ここが、今回の謀略に絡んでいると疑わなければならない。



これまで、いろんなところで不正選挙という人がいたが、私はこれにあまり同調しなかった。具体的な事実に基づいた見解でなかったからである。しかし、いまでは不正選挙という疑いをもって、今回の総選挙を見なければならないと思っている。集計作業の段階でコンピュータを操作すれば、どのような結果を出すことも可能だからである。



しかし、この謀略には最大の危険・弱点がある。コンピュータの操作はデジタルであるが、実際の開票作業は、極めてアナログであることだ。しかも、開票作業には、全国に多数あり、かつ立候補関係者が立ち会うからである。いちばん末端の開票作業現場の監視を徹底的に行えば、この謀略を暴くことができるのだ。



安倍・自公“合体”体制と戦っている候補者陣営は、開票作業を実際にアナログで行っている現場に、立会人を出せるのである。私は自分の選挙を何度も戦ってきたが、投票立会人など、あまり注意をしてこなかった。しかし、万事がおかしい今回の選挙においては、投票立会人に誰を出し・どのような仕事をしてもらうかが非常に重要になる。



選挙監視団と言っても、何も国連に要請しようというのではない。今回の選挙で実際に戦っている人たちが、有力かつ重要な監視員になれるのだ。いちばん重要なのは、単純だが、開票作業を行う現場の開票立会人である。そして、いちばん不正が行われる可能性が高いのが、集計作業を行う過程である。この時に、必ずコンピュータが使われる。



私は、ここでは問題を提起するに留める。開票作業を知り尽くした各政党の選挙関係者が、具体的に詰めて貰いたい。そして、各政党の候補者事務所に指示を出して貰いたい。この永田町徒然草で指摘したことならば、各政党の共闘・協力は難しくないであろう。読者の中には、今回の選挙に立候補している事務所と関係をもっている人が多くいるであろう。ぜひ、注意と関心を喚起して欲しい。こんなことまでしなければならないのだから、わが国も大変な国になってしまったものである。

(引用ここまで)




2012年の衆院選、2013年の参院選、さらには東京都知事選、そして今回2014年の衆院選と、テレビや新聞などいわば表のニュースには出ないながら、ネットの世界ではずっと言われ続けてきた不正選挙。わたし自身どう判断していいかわからないながら、怪しいという思いはずっとありました。


確証がないので国政選挙についてはブログで何も書かなかったのですが、東京知事選については孫崎享氏が不正選挙に言及していたので、それをブログで書きました。

 ↓  ↓

東京知事選で不正選挙はあったのか 数値が示す不自然な得票率―孫崎享
http://ameblo.jp/amebloacchan/entry-11797143947.html



さて、白川氏は「末端の開票作業現場の監視を徹底的に行えば、この謀略を暴くことができるのだ。」と延べています。今回わたしの知り合いにも「開票立会人」になったひとがいたので聞いてみましたが、数百人ものスタッフで行う開票作業で、実際の得票数と、集計で出てきた数が合っているかというチェックは、開票立会人ではできないと言っていました。


しかし、もっと単純で、手間と人手はかかるけれども、投票動向をかなり正確に調べられるこんな方法がありました。


以下の動画は、2013年の参院選のときに、市民有志のグル―プが杉並区のある投票所で出口調査を行った結果を記者会見で発表したものです。

このときの出口調査と、のちに発表された選挙結果に重大な、かつ驚くべき齟齬がありました。

この動画を見て、わたしは不正選挙の存在を強く疑うようになりました。


こちらの動画です。ぜひご覧ください。

動画はこちらから

 ↓  ↓

https://www.youtube.com/watch?v=YHGiqRpYgrU
2013参院選不正選挙記者会見


動画の内容要約


2013年7月の参議院選挙の際、「東京都杉並区桃井第三小学校投票所」で行われた市民有志グループによる出口調査の結果です。



■おこなった調査の内容

①選挙区、比例区で「誰に」、「どこの政党」に投票したか

②投票する時に何を重視したか

③投票者の数のカウント。



■出口調査の結果

得票の1位は無所属の山本太郎 ⇒ 実際の選挙結果は3位

1位だった自民党の丸川珠代より、3ポイント上だった。

民主党の鈴木寛は出口調査では3位で当選圏内だった ⇒ 実際は落選

公明党の山口なつお氏は9位で得票率が4% ⇒ なぜこれで当選できるのか?



・統計的に検証すると「出口調査の結果と実際の選挙結果がこんなにも差が出る確率は、0.1%未満である」とのこと。


この調査の結果を検証するために、第三者の立ち会いのもとに、投票箱を全部開けて調べるべきだ。


・この出口調査をはじめると、選管によって警察に通報された。警官が来て事情聴取を受けた。出口調査をするという住民の当然の主権の行使に対して、選管が警察に通報するという、これほど民主主義に反することをやるということ自体、情況証拠として真っ黒である。


■投票率について

メディアはまず最初に投票率が低いという報道をした。午後6時くらいになって、 「投票率が33%」と報道した。すべてのメディアが一斉に流した。その数字が出口調査の数字とかなり違っていた。

選管に乗り込んで問い詰めたところ、結果出てきた数字が同じ時間の数字で43%と、10%も高かった。メディアは報道で、10%も低く流していた。

一つの投票所の調査とはいえ、10%も違うというのはあり得ない。メディアの報道内容を疑わざるを得ない。



■有権者は何を重視して投票したか

出口調査で「何を重視して投票したか?」という質問をした。

一番多かった答えは、「原発」だった。これはメディアが争点隠しをした最たるもの。アベノミクスとねじれ解消をテレビ・新聞は散々騒ぎ立てた。

しかし有権者は「原発反対」を一番重視した投票したと答えた。これの意味するところは、メディアが民意を意図的にまげて報道したということである。

有権者がまず第一に挙げたのは、脱原発・反原発。そして反自民。自民を勝たせすぎるのは危ないからよくない。非常に高い数字でこのことが出ている。それがメディアでは伏せられた。

これは今新聞やテレビが国民をだます側、情報を隠す側に回っていることの証拠になる。


そういった意味でこの調査は非常におそろしい結果をもたらした。深刻な結果をもたらしたと危惧している。



一部、「ブログふるやの森」を参考にさせていただきました。

http://blog.goo.ne.jp/flatheat/e/3e80193758dbc9ed8e379797fa1ac339




この住民団体のリーダーが不正選挙の疑いを持つようなったきっかけは、2009年の政権交代選挙であったと述べています。参考までに。動画はこちら。

https://www.youtube.com/watch?v=VoBgBx9IfLE&feature=player_detailpage#t=205


・杉並区は保坂展人候補と石原伸晃候補の事実上の一騎打ちであった。杉並区では石原候補が当選した。

・自民・公明の政党票はたったの10万票。その候補が記名票で15万票を取った。一方、保坂氏を支持する政党票、国民新党・民主党・社民党全部合わせて15万票あった。なのに記名票はたったの10万票しかなかった。

・しかもこの選挙の場合は出口調査をおこなっていたメディアの人が、夕方の5時頃、保坂候補のところに「当選した」と報告しに来た。それがふたを開けたら20%以上の差をつけられて負けた。

・出口調査は世界的に行われていて、どんなに誤差があっても3%以内。通常は1%ちょっとぐらいしか誤差が出ない。非常に信頼度の高いものとして知られている。それがあまりにも違っていた。

・ただ、当時はこの件はほとんど騒ぎにならなかった。当選した石原候補が姿をくらまして一か月くらい一切出てこなくなったというようなことはあった。




実際に不正選挙が行われているとしたら、選挙の後になってどれだけ国民が騒ぎ立てても、投票箱を全部あけて第三者による調査を行うなどということを国も選管も絶対に受け入れないでしょう。

確たる証拠がなければメディアも取り上げないし、コンピュータ上で行われた不正であれば、内部告発でもない限り証拠をつかむことは難しい(一年近く前のことですが、IWJの岩上安身さんも、不正選挙についてはいろいろ調査をしたが、証拠がつかめなかった。証拠がない以上、ジャーナリストとしては取り上げることができないと言っておられました)。


いまとりあえず市民にできることとしては、次の選挙で不正が行われないように選挙監視団を結成し、監視すること。あやしい選挙区で市民が出口調査をおこなって、その結果がただしく選挙結果に反映されていれば、それはそれでよいのです。というかそれが一番望ましいのです。


マスコミの選挙予想はかなり正確で、国はまともな選挙運営をおこなっているなどということをわたしたち市民が能天気に信じていられる時代ではもはやなくなったということを、わたしたちは心にとめる必要があると思います。

たいへん残念なことですが。




クリックして応援お願いします!

 ↓ ↓ ↓





Viewing all articles
Browse latest Browse all 1863

Trending Articles