秘密保護法廃止!ロックアクションのブログより引用
http://himitsulock.hatenablog.com/entry/2015/03/22/033829
3/6のロックアクション。秘密保護法の強行可決以来、15回目のアクションです。
金曜日で、ほかの集会などと重なってしまいましたが、200名の皆さんが集まって、抗議の声を上げました。
この日の集会でも、内容の濃いアピールをいただきました。ぜひご覧ください。
■あいさつと辺野古の報告
ロックアクション共同代表 服部さん
動画はこちらから↓
https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=JqeaVhQnJUw#t=50
■共謀罪と盗聴法について
大阪弁護士会 永嶋弁護士
動画はこちらから↓
https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=JqeaVhQnJUw#t=454
永嶋弁護士のアピール全文の文字起こしを掲載しています。こちらをご覧ください。↓
「共謀罪、盗聴法など、こわい法案目白押し。3月半ばにも国会に上程か 3/6ロックアクションより」
http://ameblo.jp/amebloacchan/entry-12001637754.html
■都構想と憲法改正について
自由法曹団 名波弁護士
動画はこちらから↓
https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=JqeaVhQnJUw#t=990
(一部文字起こし)
大阪都構想を推進する理屈でよく言われている一番の理屈というのは、二重行政を解消して、その浮いたお金で大規模開発をする。それで経済成長するんだ、ということなんですね。で、二重行政を解消して、いったいいくら浮くんだ。
一番最初言っていたのは、4千億年間に浮くんだ、と言ったわけです。4千億浮くんだ、行こう、ということでスタートしたわけですけれども。
この4千億という理屈、いったいどうやって計算したのか。大阪市の年間予算は4兆円、大阪府も年間4兆円、合わせて8兆円の5%くらいは削減できるんじゃないか、だから4千億。
それだけなんですね。何にも計算していない。こんないい加減な理屈でまずスタートした。
実際に計算をきちんとしてみると、法廷協議書というのを作ったんですけれども、それで計算してみると、700億ということになった。700億というと8兆円の1%弱の削減。この時点で1%弱なんですよね。
この700億の根拠はいったい何なのか。ほとんど大きな部分は、たとえば地下鉄の民営化をする。ごみ収集業務の民営化をする、とかなんですよね。これ二重行政とぜんぜん関係ないですよね。大阪府営地下鉄と市営地下鉄とあるわけじゃないんですよね。
市営地下鉄を民営化する、これで270億削減できる。ごみ収集業務の民営化をする、これで80億。700億のうち、これ削っただけでもほとんどなくなってしまう。
二重行政と関係ないものを削減すると、結局いくらになるか。数億円なんですよね。一億円という計算が有力ですけれども、これくらいの額になってしまう。ということで、そうするとほとんど削減ないんですよね。
最初4千億削減して、この予算で大規模開発しよう、そうしたら市民のふところが痛まないということだったんですが、結局1億円の削減で、でも大規模開発はやると言ってるんですね。
で、どこからこの財源を出すのか。結局市民サービスの削減なんですよね。三割くらい削減されるんではないか。
大阪市の予算が、たとえば固定資産税なんかはいったん府の方に巻き上げられて、また府から市へ降りてくるんですけれども、そのとき3割ぐらい削減されるだろうと言われているんですね。
結局市民サービスを削減して大規模開発をするという、そういう予定になっているわけです。
…略…
憲法改正の予行練習になるというのは、ふたつぐらい理由が考えられて、たとえばこんなふうに4千億削減とか700億削減とかでたらめなことを言って、これで住民投票にかけたときにそれが通るのか。これもし通ったら、憲法改正でも適当にいいかげんな説明をしていても投票通るんじゃないかというふうに政府の側の自信をつけてしまうことにもなると思うんですよね。
あともうひとは、最低投票率の定めがないというのも特徴なんですね。
これまでの全国の各地でやっていた住民投票、50%の最低投票率とか定めているところが多いんですが、今回の大阪都構想は最低投票率がない。憲法改正の国民投票法にも最低投票率がない。そうすると、たとえば30%の人しか投票に行かなかった、すると過半数の15%の人の投票だけで成立してしまうと。そういうので、うまいこといくんじゃないか。
ということで、この大阪都構想の住民投票を通してしまうと、憲法改正の国民投票にも政府に非常に自信を与えてしまうのではないかということで、一つは投票には必ず行ってもらう、そういう運動が必要なんではないかと思っています。
■サックス演奏(Don't Kill)
サックス奏者 Swing Masaさん
動画はこちらから↓
https://www.youtube.com/watch?v=JqeaVhQnJUw&feature=player_detailpage#t=1315
■ロックアクションのテーマ「あきらめない」
ロックアクション事務局 荒木さん
動画はこちらから↓
https://www.youtube.com/watch?v=JqeaVhQnJUw&feature=player_detailpage#t=1495
■集団的安全保障、集団的自衛権、在日米軍再編など
フリーランスによる秘密保護法違憲訴訟原告団 吉竹さん
動画はこちらから↓
https://www.youtube.com/watch?v=JqeaVhQnJUw&feature=player_detailpage#t=1775
(一部文字起こし)
12月に朝日新聞に極めて重要な記事が出ていました。
ジョセフ・ナイという、今のオバマ政権の軍事顧問、極東の軍事戦略にもっとも影響力のある人ですけれども、彼の独占インタビューなんです。そこで重要なことをジョセフ・ナイ氏、4つ語っています。
1つは、辺野古の基地については、沖縄県民が反対するならいらないんだと、こういう風に言っていますね。
日本政府よりアメリカ政府の方が物わかりがいいんじゃないかと思って読み進めたんですけれども、次になぜいらないか、ということについてこう言っています。
中国の弾道ミサイル技術がきわめて進歩したんだと。だから沖縄に基地を集中させておいて、もし米中の全面戦争が起きた場合にまっさきに沖縄の基地に集中攻撃をうければ、アメリカが中国に対して、核兵器基地に対して、闘いをいどめない。すぐ反撃に出られない。だから沖縄に基地を集中されることは米軍にとって意味はない。だからいらないんだと。
3点目は、日本のナショナリズムの台頭があると。だからですね、日本の米軍基地はこれからなくなる方向になるでしょう。それに代わって自衛隊基地がどんどん増えるでしょう。
ではどうするのかといえば、アメリカの軍隊は増強された日本の自衛隊の基地からこれから飛び出せばいいんだ、ということを言っています。
■デモ!
■終わりのあいさつ 6月の大集会について
ロックアクション共同代表 服部さん
https://www.youtube.com/watch?v=JqeaVhQnJUw&feature=player_detailpage#t=6580
6月7日日曜日に、去年7月6日に6000名規模の集会が弁護士会主催でありましたけれども、それと同規模で、集団的自衛権の行使反対、特定秘密保護法廃止を求める大集会がいま弁護士会の方で検討されています。
まだ日は確定ではありませんけれども、いま調整中ですけれども、一応6月の7日にそういう大集会が準備されているということをぜひ知っていただいて、そこをひとつのターゲットにして、運動を盛り上げていきたいと思います。
次回ロックアクションは
戦争反対!
★サウンド隊大募集!みんなで鳴り物もって集まろう! 秘密法絶対反対を訴えよう!
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