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出荷制限が緩和された2013年度産の米 全国に出回る放射能汚染米

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産地偽装された汚染米が、全国に出回っている。

ということは、もうずいぶん前から言われていたことです。

事故後2年半がたって、食品汚染の状況は改善されたか? といえば、まあ…改善されてないでしょう…。あまり騒がれなくなったのは、国民の方が汚染食品に慣れてしまっただけ。


汚染地域で米を作り続けているのだから、当然基準値以下の米(100ベクレル/kg)は、堂々と市場に出回って、誰かの口に入っているわけです。


しかも今年の7月に、政府は2013年度産の米の出荷制限を緩和しました。

 ↓  ↓
【放射能検査を緩める自民党】政府、米の出荷制限を緩和!基準値を超えても、汚染が限定的だったら出荷制限は無し!
真実を探すブログより引用
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-493.html

流石、電力会社から多数の献金を受け取っている自民党です。政府は福島の米から基準値を超える放射性物質が検出されても、複数の農家から基準値超が検出されない限りは出荷制限を見送る方針に変更しました。
これでは「基準」の意味すらありません。
安倍自民党は本気で「都合の悪い法律は無視をすれば良い」とか思っているのでしょう。このまま彼らを野放し状態にしていては、日本国民の健康は滅茶苦茶に壊されてしまいます。


セシウム検出、コメ出荷弾力運用 13年産で政府 2013/07/08 21:13 【共同通信】
URL http://www.47news.jp/CN/201307/CN2013070801001760.html
引用:
 東京電力福島第1原発事故で放射性セシウムが検出されたコメ生産地の出荷制限を、政府が2013年産から弾力的に運用することが8日、分かった。従来は1カ所でも基準値を超えれば市町村単位などで出荷を止めるのが原則だったが、複数地点の検査で汚染の範囲を調べ、限定的な場合は制限を見送るよう改めた。

続きを読む…⇒ http://saigaijyouhou.com/blog-entry-493.html

(引用ここまで)



下で紹介する記事は、2011年の記事です。

福島原発が高濃度の汚染水を垂れ流し続け、その一方で米の出荷規制は解除される。
相変わらず国民に被曝を強要する日本政府。2011年のこの記事は、決して過去の話ではないと思います。

福島産のものを食べようというキャンペーンはさかんに行われています。この間は、スーパーで福島産と明記してあるパックライスを見つけてちょっと驚きました。ですが、福島支援のキャンペーンで福島産のものを売るコーナーを設けても、実際に買っていくのは高齢者ばかりで、若い人たちは買わない。多くが売れ残るという話を聞きました。売れのこった農産物は、外食や加工品の材料にまわされるとのこと。

わたし自身は事故以来、外ではおにぎりや弁当の代わりに、パンを食べることが多くなりました。外食を避けることまではしていませんが、お弁当とかコンビニのおにぎりとか、どうも買う気がしません…。



放射能汚染米が偽装されて全国にバラまかれている!?

オルター通信1214号 記事
他県のコメ空袋が山積み

食品と暮らしの安全No.2722011.12.1発行 より引用
http://alter.gr.jp/Preview.aspx?id=8342&cls


福島市のコメから530bq/kgの放射性セシウムが。

この地域のコメは、23Bq/kgと33Bq/kgだったので、安全宣言は間違っていたと、証明されてしまいました。
こういう危険なコメが他県産に化けて流通しています。


 JAと検査担当者の検印が2つ入っている使い古しのコメ空袋は「一空袋(いちあきたい)」といわれる。検査証明がついたままの一空袋に、生産者や悪徳業者が、放射能汚染米を詰めて流通させれば、消費者は知らずに福島の汚染米を食べることになってしまう。
 いったい、どれくらいの一空袋が福島県内に流入しているのか、八方手を尽くして調べてみた。
 「写真撮影はダメ」と釘を刺されたうえで、ある米穀卸業者の倉庫に入れてもらうと、そこには、荷台ごとフォークリフトで動かさないと歩くスペースがないほど、一空袋が山積みになっていた。
 福島県産米を扱っているにもかかわらず、「必要ない」(業者)から、地元産のは1枚もなく、すべて県外のJAのものだった。
 ウラで恐ろしいことが起こりつつある、と思うと、空袋の山を前に背筋が寒くなった。
 さらに仰天したのは、県内各地のホームセンター、雑貨店などでも一空袋が大量に売られていたことだ。バラ売りだと1枚18~19円。1束20枚なら450~500円で、1束50枚なら1000円前後。
 すべて県外産のもので、「福島県から遠ければ遠いほど売れ行きがよく、特に西日本のものは飛ぶように売れてしまった」と、店の従業員は話す。
 九州、四国産の「コシヒカリ用」は開店3時間後に5000枚が、山口、鳥取県産の「ひとめぼれ用」は2000枚が売り切れた。コシヒカリ、ひとめぼれが福島県の主力米であることを考えると、偽装目的の購入であることは明らかだ。
 ある店では福島県産の一空袋を500枚並べていたが、「まったく売れないので撤去した」と言う。

卸業者は、こう打ち明けた

 福島県産米の産地偽装はどのように行われるのか。
 ある卸業者は、こう打ち明ける。
 「福島県の新米を県外で売り捌こうとすると、いくら『旨いから』『検査済みで安全だから』と言っても、袋に福島県と入っているだけで取引相手は引いてしまう。でも買ってもらわなきゃならない。
 結局、買ってもらうんだが、その際、『一空袋でも何でもいいから、他県の袋に入ったコメなら引き受ける』と条件をつけられる。相手にも取引先がいっぱいあり、現物を倉庫まで見に来る業者がいる。
 そんな人たちに『福島県産の袋は見せられないし、見せたら商売が成り立たなくなる』と言われる。こっちも買ってもらわないことには首が回らなくなるから、意に反して一空袋を使わざるを得ない。だから、このとおり、県外産の空袋を山ほど集めたんだ」
 こうした売り手と買い手が納得し合ったうえでの偽装商法がまかり通っているが、消費者は知る由もない。

関西に運ぶ途中で偽装

 別の卸業者は、大型コンテナ車で関西の同業者に新米を運んでいる。
 「関西に行くには、まず磐越自動車道で新潟県に出て、それから富山、石川、福井、滋賀県、京都府を通って目的地へ向かう。遠回りだけど、じつは途中で、福島県の新米を×県の新米に化けさせる段取りができているんだ。一空袋で運んだものを、×県の新袋に詰め替えるだけだから、単純な話だ。関西の取引相手も『それなら堂々と引き受けられる』と喜んでいるし、出来レースというわけさ。バレたら一大事なんで、運搬はかならず自分でやって、他人には任せないのが鉄則だ」
 今も大量搬送が続いているし、この状態が「来年2月ごろまで続く」という。X県産となって関西に流れた「福島県産米」がどこへ行くかというと、西日本全域だけでなく、多くは首都圏に北上して流通する。首都圏の消費者は、西日本産なら安心・安全と考えているからだ。

新米を混ぜて「古米100%」


 今年は、昨年産の古米に人気が集まっている。コメ生産者であると同時に仲卸業者でもあるAさんが話す。
 「今年は古米の相場が下がらず、新米と同じくらいの値段で売れる。福島県の古米も同じです。これまでは古米の混ぜ込み方が偽装の腕の見せどころで、古米を10~40%混ぜて『新米100%』の表示で売ったが、今年は逆に新米を混ぜて『古米100%』で売っている。このほうが売上げが伸びるんだから、我ながら異常だと思う。
 罪滅ぼしに消費者にアドバイスしておきたいが、『全国どこのコメでも取り扱う』と言う業者には注意しなきやダメだ。福島県のコシヒカリ(玄米)を栃木県産コシヒカリの一空袋に詰めて売り出せば、たいがいの消費者は騙されてしまう。そんなこと、通販業者には朝飯前ですよ。そいつらが一空袋を探す手間が省けるように、俺が各地の-空袋に詰めて卸しているんだ。連中はそれを宣伝して売るだけ。最近は、コイン式自動精米機が増えているので、日持ちする玄米を取り寄せる消費者が増えている。そこが通販業者の狙いなんです」
 消費者が「福島県の汚染米だけは何としても口に入れたくない」といくら拒絶しても、「かならず食べることになる」と関東の大手コメ卸業者は断言する。
 「だって、福島県のコメを他県の同じ品種と混ぜれば『国産米』になり、福島県のコシヒカリとひとめぼれを混ぜれば『多品種米』になり、福島の県名は表示せずにすむ。それが外食産業に流れ込む。また、主食米ではなく加工米として流通し、日本酒、焼酎、和菓子、センベイ、米粉パンなどになるから、福島県産米を食べたくないなんて、どだい不可能だ。
 産地偽装米の流通は11月末から本格化するが、『どうしても食べたくない』と言うなら、自主検査を厳しくしている業者か、信頼できる生産者を探すしか手はありません」

 インチキやって、やっと儲けが出るのがコメ業界。残念ながら、流通の不透明さは今後も続く。

 (吾妻博勝 ジャーナリスト)

http://alter.gr.jp/Preview.aspx?id=8342&cls




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